2017-01-01から1年間の記事一覧

親の離婚

とうとう離婚する。 やっと離婚する。 小学生の時に 母親から 「もしお父さんとお母さんが別れたらどうする?」 って聞かれた時「お母さんについていくよ」って答えたけど、いざ「離婚しようかな」と言われた時には「…今はやめよう」と引き止めた。 祖母から…

絶望の後は海と一緒に泡になりたい。

私は絶望したい。 例えば 叶わないと確信した片思いの相手に告白をして逃げるとする。 そしたらどうしてそんなことをしたんだろうって後悔すると思う。 きっと相手にはもう連絡を取らない。 泣くだろう。きっとしばらくは好きなのに、くるしいという状況にな…

私は、この世界の片隅で

「私はいつも真の栄誉を隠し持った人を書きたいと思っている」(アンドレ・ジッド) 今をときめく「この世界の片隅に」の作者こうの史代さんの好きな言葉だ。 この言葉がとても似合う作品だ。と心をうたれてしまった。 忘れもしない。 私がこの映画を見たの…

立ち向かうんだ乙女

宝物にしていた思い出も 自分にだけ向けられていると思った言葉も 水に濡れた紙切れのように ポロポロと剥がれて、落ちた。 この紙はもう治らない。 冷やしても炙っても治らない。 接着剤でつけてもささくれてる。 もうきれいな頃には戻らない。 さようなら。…

戦うんだ乙女

何をしたって夜は来る。 何をしたって朝は来る。 友達とデートしようが朝は来る。 良い人ぶったって夜は来る。 泣いたって笑える。 朝か夜かなんてどうでもいい。 悲しいときは朝も夜も関係ない。 そうか、私は今悲しいのか。 そうか、私はあの人が好きだっ…

いつか全部抱きしめる。

実家に帰るたびに心がカランカランと音がする。いつもよりも心の糸がピンとはる。 小さな物音にびっくりする。足音の行く所を聞き分ける。 ジッとする。ジッと待つ。ジッと耳をそばだてる。 あぁ、なんて暮らしづらいんだと思う。でも、暮らしづらくしている…

私は自分の人生さえも変えられないと思っていた。

お正月は地元に帰省した。 中学時代の友人と遊んだ。 中学時代、共に委員会を頑張った、戦友。 高校・大学とバラバラだったが まわり巡ってまた再会した。 「やっぱり会えると思ってた」 再会した時にそう思った。戦友とはどこかで会えると確信した。 「高校…