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お花畑でなにがわるい

妄想させてよ、世界。

いつか全部抱きしめる。

実家に帰るたびに
心がカランカランと音がする。
いつもよりも心の糸がピンとはる。


小さな物音にびっくりする。
足音の行く所を聞き分ける。


ジッとする。
ジッと待つ。
ジッと耳をそばだてる。

 

 

あぁ、なんて暮らしづらいんだと思う。
でも、暮らしづらくしているのは私の小心者の心だ。

 

言い訳させてください。

弱音吐かせてください。

 

 

父親が酔っ払って帰ってきた時の悪夢も

祖母のヒステリックな叫びも

叔父の過剰な観察も

 

ずっとずっとずっと

ジッとしてきた。

 

それに対して弱い母を見てきたから

急に強気な母の態度は

なんだか、まだ、慣れません。

 

知らない家に帰ってきたような感覚。

 

ここにはジッと良い子な私ももう住んでいないし、弱かった母も居ない。

 

私の心にはまだ

無力な子ども時代の私がいる。

 

 

家族の仲が悪いなんて

堂々と言えることじゃない。

 

でも私が言ったことで集まってくれる人がいる。

だから私は生きているんだ。と思う。

 

 

どんな家族で育っても

恐れることなく

子どもが最大限の可能性を広げることができる。

 

どんな家族でも

子育てしやすく、子育ちしやすく。

 

私は夢を見る。

いつかの泣いていたお母さんを抱きしめて。

いつかの潰れそうな少女を抱きしめて。