年末になにを思ふ

「良いお年を」「また来年」と声をかけられることが多くなる時期。

 

「また来年」といいつつも次会うの来週じゃない?とか思いつつも、日曜日に控えた一月一日が来たら来年。

 

「また来年」と言われるとまるで時空を超えるようだ。

 

年末になると「今年一年を振り返って」ということをしたくなるけど個人的には年度末のほうが焦燥感がやってくる。ただの12月だ。

 

年末感を横目に見つつ

お正月は好きだ。お祭りみたいで。

 

12月の時とは見える色が急に変わる。

1月は白銀色だ。

黄色のみかんがよく映える。

 

空気感もピリッと冷たくなる。

吐く息は柔らかい白。

頬に刺さるのは鋭い白。真っ赤な頰がよく映える。

 

年末よりもお正月が好き。

そうただそれを言いたかった。

オフの日

今日は12:00までだらだら寝ていた休日。

クリスマスも仕事出勤に追われ、やっとこさ休日。

決めていた。今日は絶対化粧をしないと。

化粧をすると嫌でもオンの日になる。今日は絶対オフなのだ。

 

日の入り前にエステへ行って(感想はまた後日)今回もかるく爆睡をかまして、ぐるっと買い物をして帰宅。

 

おにぎりではオムおにぎりが好きだ。

明太子や筋子のおにぎり並みに好きだ。

お腹がペコペコでお腹に何か入れなければとうろうろしている時に目に入ったおにぎり屋さん。

 

おにぎり屋さんと謳っているお店のオムおにぎりをむしゃり。

 

うむ。

普通である。

コンビニのオムおにぎり以下かもしれない。

いや、普通に食べたら美味しかったかもしれないが「おにぎり屋さん」というだけに過剰に期待したかもしれない。

ごめんね。オムおにぎり。

 

 

時刻は20:30を超えた。

もう僕はねむい。

23:00にSkypeミーティングを控えているなんて嘘だろぉ。

 

 

今日の稼働時間の短さたるや。

こんな日も好き。

メリークリスマスイヴ

久しぶりに真っ赤な口紅を付けた。

埃が被らぬようにサブのメイクポーチにしまっていた、勝負の口紅。

 

「スケートに行こう」

 

土曜日は昼間からやっているんだよ。

 

なんて誘われて、まんまとのっかった。

 

ふふん。

私はスケート得意なのよ。

 

たまたま、約束した土曜日が

クリスマスイブだっただけよ。

深い意味なんてないの。

 

真っ赤な口紅を塗りながら

頭の中で再生した。

口端から、はみ出ていない。

 

 

さて。

いくらスケートが得意だからといって

スカートで行ってもいいものか。

しかし、デニムで行くのもなぁ。

 

うんうん唸って。

ざっざっとタンスを開けて。

スカートとデニムとにらめっこ。

 

物干し竿にもたれる

グレーのタイツと目があった。

あ!今日は君と出かけたい。

グレーのタイツとスカートで今日は街に繰り出すぞ。

 

 

 

 

今日はここ最近で1番の寒さの日だった。

うへぇー。さむいよー。さむいさむい。

これから氷のリンクに行くのか本当に。

 

寒さに耐えきれず、逃げるように入ったコンビニでホットコーヒーを手に入れた。

もちろん。私のぶんだけよ。

 

 

あ。

フタに口をつけて飲むと

赤く勝負をかけた唇の

魔法が解けてしまいそう。

 

うんうんと考えた。

いや。飲むぞ。

背に腹はかえられぬ。

寒さに温かさはかえられぬ。

そうだそうだ。

 

 

待ち合わせ場所に着くと

「少し遅れる」

と連絡がきていた。

少しね。

ほー。

冷え切った紙コップだけが

手元に残っていた。

 

 

ふーん。遅れてくるのね。

家を出るのが遅れたのかな。

準備に時間かかったのかな。

少し寝坊したのかしら。

なんで朝起きれなかったのかな。

昨日の夜はなにをしていたのかな。

 

 

記者会見時のインタビュアーかのような質問と意味のない連想重ねる。

「昨日の夜」に私は関係ない。

 

でも「昨日の夜」に私が少しでもいてくれれば…。

 

 「おまたせ!」

 

前髪を乱して、待ち人たちはやって来た。

 

そう、友だちカップルである。

 友だち(彼氏)の部活が長引いて

待ち合わせに遅れて来たのだ。

友だち(彼女)は申し訳なさそうに

「ごめんね」を繰り返す。

 

私にとって

今日はなんでもない、冬の土曜日。

 

ちなみにスケートは

あまりの混雑に滑れなかった。

 

同じ向きに滑り続ける人並みは

まるで洗濯機。

 

メリークリスマスイヴ。

みなさーん

みなさーーん

 

なんて。

だあれもいないところにむかってさけぶ。

 

「みなさん」の該当者なし。

 

誰のためでもなく

自分のためにさけぶ。

 

みなさーーーん

 

みなさんって呼んでいるはずなのに誰もいない。その時が1番に自分の背負っているものを下ろして、まっさらな状態のものが見える。

 

 

みなさーーーーん

 

誰のためでもなく、自分のために「ここ」にいることが出来る、私が好き。

見ていない「みなさん」にありがとう。ありがとう。

負けず嫌い

20年とちょっと生きていて

初めて自分が負けず嫌いだという事に気づいた。

 

 

「負けず嫌い」だと自覚したということは

心のどこか一ミリでもその事に対して

「負けた」と感じたのだろうか?

 

いや、全く負けてない。

火がついた。

サボり気味だった心が動いた。

エステが好き。

題名の通り。私はエステに行くことが好きだ。

最近通い始めた、安くて面白くて(!)効果的で有名になりつつある白鳥エステ。

 

先日にラベンダー120分+カッピングをしてもらった!

初めての全身+オプションだから楽しみ。

 

担当の方との会話も楽しみのひとつである。

今回の担当のCさんもおっとり話すのがとてもかわいい。

この方にお願いするのは2回目で、ウエストラインの効果がすごい!

ウエストがキュッとなるようになった。

 

「脚の筋肉がすごいですね!むくみもすごいので、むくみを流しきれたら海外の方のような筋肉質のきれいな脚になりますよ!」

前回の施術で、Kさんに言われた言葉で今のわたしの支えになっている言葉。

筋肉質のきれいな脚・・・。夢のまた夢である。。

 

夢というのはあっという間でCさんとの会話を楽しみつつも

後半は爆睡をかまし、(多分いびきをかいていた)施術は終わった。

 

わたしがここのエステにはまったのは

(わたしの場合かもしれないが)効果がその日すぐ、その日限りというわけではなく

後日に「あれ?なんか目が大きい気がする。」「あれウエストが細い・・!」

とじわじわくる幸福感。鏡をみることが好きになり自分の体を大事にしたくなる。

 

Cさんの施術の後は決まって自分のウエストが好きだ。

ウエストラインのマッサージがしたくなって着替えるときやお風呂あがりお腹が見えるとさすりながら愛でている。

 

三月には人生の節目のイベントがあり、それに向けて身体つくりをしている。

写真文化が進み、今自分の身体を愛でることは将来の楽しみにもつながる。

 

ほか会社のエステ体験や脱毛会社と違って

本当に本気で勧誘はないし

むしろエステティシャンの方々の人柄に惚れてまた行きたくなる。

 

次回も楽しみである!

「変わったね」って言われること。

大好きなコミュニティがある。

一言では言い表すことができないが、あえて例えるのであれば「個性的なエンターテイメント集団」(決して一芸ができる訳ではないが。)

 

そこが大好きなのである。

そのコミュニティにいる人は美しい人が多い。

自分の信念を折ることをしない。悩みながらも最善を目指す。一人一人の個性が強いから受け皿も広い。

など言葉にしたらそうなるだけになってしまいそうだから、ここまでにするが本当に好きな集団だ。

 

そんな好きな人たちと半年ぶりにあった。

みんなは変わらない。私の思い出の中のままでとても暖かいままだ。

 

今回そんな好きな人たちに「変わったね」と言われた。

変わったねってなんだ?

 

「どこが変わった?」と聞くと

「落ち着いた」「大人っぽくなった」

まあまあ褒められているようにも感じるけど、線を引かれたようにも感じる。

 

「君は思い出のなかの人ではない」と。

いや、まって。私は変わらないよ。

 

性格は、誰にどう評価されたいかで変化する気がする。

この人と仲良くいたい、この人に好かれたいで微変動を起こしている。

 

確かにこの1年で様々な付き合う人が変わった。

恋愛ではちょうど1年前に別れた。

ともだち・仲間付き合いも変わった。

そして自分の振る舞い方も変わった。

 

その変わったの積み重ねが、今回の「変わったね」につながったのだと思う。

 

自分が望んで変わったはずなのに寂しさが残るのはなぜだろう。

 

なんだかもやもやする。